こんばんは
たねやの嫁です。
大晦日です。
今年も1年。時間に追われるバタバタの日々でした。
ステイホームで時間が余ったという方達を横目に、どうやって時間を捻出しようか?ということばかり考えて過ごしました。
走って、走って、まずは今年もゴールできました。
無事に元気に生きてます。
お節料理も、自分の家の分と、泉水家の義理父と義理弟分を作り終えました。
今年は、実家の父母や、義理妹夫婦分など3つ目は作れませんでしたが・・・。
自分の忙しさや余裕が無ければ、どんどん作れなくなってくるのかしら?
まぁ〜できるうちは、がんばります。
夜になって、年越しそば!
こちらは、姉崎だいこんを鬼おろしにして葉っぱもちらして、おいしく頂きました。
年末年始には、ほんと姉崎だいこん欠かせませんね!
農家の畑ごはん たねやキッチンカー自宅営業は木曜日です。
11:50〜17:00の間で営業してます。 変更はインスタグラムを確認してね!
水曜日と祝日はうまくたの里、日曜日はタッソの森、他イベント出店もあります
最新スケジュールは、こちらをチェック
2020年12月28日
お正月用の姉崎だいこん2020年12月29日の福の日に販売スタート
こんばんは!
明日、12月29日(福の日より)
お正月用の福大根を販売します。
土からの栄養をいっぱい含んだ、まんまるお尻の柔らかくて美味しい大根は、霜を何度も乗り越え、緑の葉っぱのまま元気に育ったもので(数量は限定)とっても貴重です。
年末には、年越しそばに「おろし大根」と「葉っぱを刻んで」長寿祈願と健康祈願をしながら食していただき。
お正月用としては、「なます」や、お雑煮に入れて食べましょう!
姉崎だいこんのファンの方や、地元の大根を持って車で帰省される方は、ぜひ一本お土産用として購入いただきたいです。
販売数は下記の各店舗にあるだけです。追加補充はしません。
ユニモおなかすいた店と、イオンタウンおゆみ野のわくわく広場には、閉店間際に配置したので朝から購入可能です。
うまくたの里(木更津)と、あずの里いちはらには、午前中に配達予定ですが、午後からなら確実にゲットできます。
・うまくたの里(木更津)
〒292-0205 千葉県木更津市下郡1369-1
営業時間:9:00〜17:00(年中無休)
・あずの里いちはら
〒290-0251 千葉県市原市浅井小向492-1
営業時間 9:00〜18:00
※定休日 毎月第2火曜日 年始は1〜3日はお休み
・ユニモちはら台「おなかすいた店」
〒290-0194 千葉県市原市ちはら台西3丁目4番
営業時間 年中無休 10:00〜21:00
・イオンタウンおゆみ野「わくわく広場」
千葉県千葉市緑区おゆみ野南5-37-1
営業時間 10:00〜20:00
ぜひぜひ!宜しくお願いいたします。
明日、12月29日(福の日より)
お正月用の福大根を販売します。
土からの栄養をいっぱい含んだ、まんまるお尻の柔らかくて美味しい大根は、霜を何度も乗り越え、緑の葉っぱのまま元気に育ったもので(数量は限定)とっても貴重です。
年末には、年越しそばに「おろし大根」と「葉っぱを刻んで」長寿祈願と健康祈願をしながら食していただき。
お正月用としては、「なます」や、お雑煮に入れて食べましょう!
姉崎だいこんのファンの方や、地元の大根を持って車で帰省される方は、ぜひ一本お土産用として購入いただきたいです。
販売数は下記の各店舗にあるだけです。追加補充はしません。
ユニモおなかすいた店と、イオンタウンおゆみ野のわくわく広場には、閉店間際に配置したので朝から購入可能です。
うまくたの里(木更津)と、あずの里いちはらには、午前中に配達予定ですが、午後からなら確実にゲットできます。
・うまくたの里(木更津)
〒292-0205 千葉県木更津市下郡1369-1
営業時間:9:00〜17:00(年中無休)
・あずの里いちはら
〒290-0251 千葉県市原市浅井小向492-1
営業時間 9:00〜18:00
※定休日 毎月第2火曜日 年始は1〜3日はお休み
・ユニモちはら台「おなかすいた店」
〒290-0194 千葉県市原市ちはら台西3丁目4番
営業時間 年中無休 10:00〜21:00
・イオンタウンおゆみ野「わくわく広場」
千葉県千葉市緑区おゆみ野南5-37-1
営業時間 10:00〜20:00
ぜひぜひ!宜しくお願いいたします。
2020年12月26日
ぼんやり思う事・・・
こんばんは
たねやの嫁です。
2020年のクリスマスもひっそりと終わり、今夜ツリーを片付けながら、ぼんやりと、ほんとぼんやりと・・・。
一つは、「VS嵐の最終回」で泣いた件。
といいつつ、私は、嵐ファンではないんです。
今年の2月に、相葉マナブに出演してから、前より意識して番組を見るようになっていて・・・。
ただ、そんな、超〜にわか中のにわかの私でさえ、最終回を見て泣いてしまったんです。
ああ〜。
ファンの人の気持ちを考えて勝手に切なくなって。
これから、どうすればいいんだろうって思ってる人多いだろうなぁ〜って。
ぎゅ〜っと胸が締め付けられる感じ。(勝手に・・・思い込みで・・・)
関係ない私まで、見ていてほっこりさせる、仲の良い5人のやりとりが、いいなぁ〜って。
そっか、こういうところを、ずーっと応援してた人達は、いっぱい見てたんだなぁ〜って。
姉崎だいこんを購入してくださった相葉くんファンの方たちは、みなさん、ほんと礼儀正しくて、いい人たちで、購入後、ちゃんと感想などをメールしてくれたり。ファンの方達も素敵でいっぱいでした。
だから、そんなこんななファン感情を勝手に妄想して泣くという( ノД`)そんなぼんやり話と・・・。
2つ目は。
ナウシカの放送。
私は、やりすぎ都市伝説2020冬を録画しながら寝ちゃったので見てなかったんですが、友達がLINEで盛り上がってたらしく、朝起きたら、LINEがいい感じにやりとりされてて、くそ〜っ。混じりたかったと思ったのですが。
それこそ、ナウシカにおいては、かなり濃いめのファンでして、ちゃんと漫画版も全巻持っています。
一度、電車に忘れてなくしたので、新たに買ったぐらい好きでして・・・。
で・・・。
前から、ナウシカの世界で使われてるマスクがほしいなぁ〜って。
相当前から、ネット検索して探したり、それに近いものを購入したりと・・・。
コロナが流行してマスク不足の時も、もともと持っていた奇抜なマスクして、回りにギョッとされることもしばしば・・・。
でも、それこそ、今は不織布のマスクがいいよ!なんて事になってるけど。
何年か後に現在の映像が流れて、「ひょえ〜〜〜。2020年って、あんなペラペラのマスクして、あんなの役に立つわけないじゃんね〜。こわっ!」っとか言われてそうじゃないですか?
今、できることは、これしかなくて仕方ないけど。
ナウシカみたいな世界は、ただのフィクションでは終わらないかもって。
ず〜っと思っています。
光玉を用意しとかなきゃとか、ダチョウに乗れるように訓練しなきゃとか・・・。
そんな、ぼんやりを年末の忙しい最中にブログにつづってスミマセン。
最後にたねや泉水農園の姉崎だいこん情報です。
現在は、下記の4店舗に出荷しています。とうとう12月は、いつもお世話になっている。
主婦の店には持っていけませんでしたが、来年はがんばります。
・うまくたの里(木更津)
〒292-0205 千葉県木更津市下郡1369-1
営業時間:9:00〜17:00(年中無休)
・あずの里いちはら
〒290-0251 千葉県市原市浅井小向492-1
営業時間 年中無休 9:00〜18:00
※定休日 毎月第2火曜日
・ユニモちはら台「おなかすいた店」
〒290-0194 千葉県市原市ちはら台西3丁目4番
営業時間 年中無休 10:00〜21:00
・イオンタウンおゆみ野「わくわく広場」
千葉県千葉市緑区おゆみ野南5-37-1
営業時間 10:00〜21:00
※現在、朝霜が降りて凍っている際には、出荷ができなかったり、収穫時間をずらして遅くなることもあります。
ただ、霜で寒さにあった大根は、甘みが増すので美味しいです。
葉っぱは、霜にあたって枯れてきていますが、ギリギリまで葉付きで出荷できるようにしています。
黄色い葉っぱが混ざっていても市場から仕入れしてきたものと比べれば、新鮮です!ぜひ、年始のおめでたい「なます」作り用として姉崎だいこんをゲットしてくださいませ〜。
たねやの嫁です。
2020年のクリスマスもひっそりと終わり、今夜ツリーを片付けながら、ぼんやりと、ほんとぼんやりと・・・。
一つは、「VS嵐の最終回」で泣いた件。
といいつつ、私は、嵐ファンではないんです。
今年の2月に、相葉マナブに出演してから、前より意識して番組を見るようになっていて・・・。
ただ、そんな、超〜にわか中のにわかの私でさえ、最終回を見て泣いてしまったんです。
ああ〜。
ファンの人の気持ちを考えて勝手に切なくなって。
これから、どうすればいいんだろうって思ってる人多いだろうなぁ〜って。
ぎゅ〜っと胸が締め付けられる感じ。(勝手に・・・思い込みで・・・)
関係ない私まで、見ていてほっこりさせる、仲の良い5人のやりとりが、いいなぁ〜って。
そっか、こういうところを、ずーっと応援してた人達は、いっぱい見てたんだなぁ〜って。
姉崎だいこんを購入してくださった相葉くんファンの方たちは、みなさん、ほんと礼儀正しくて、いい人たちで、購入後、ちゃんと感想などをメールしてくれたり。ファンの方達も素敵でいっぱいでした。
だから、そんなこんななファン感情を勝手に妄想して泣くという( ノД`)そんなぼんやり話と・・・。
2つ目は。
ナウシカの放送。
私は、やりすぎ都市伝説2020冬を録画しながら寝ちゃったので見てなかったんですが、友達がLINEで盛り上がってたらしく、朝起きたら、LINEがいい感じにやりとりされてて、くそ〜っ。混じりたかったと思ったのですが。
それこそ、ナウシカにおいては、かなり濃いめのファンでして、ちゃんと漫画版も全巻持っています。
一度、電車に忘れてなくしたので、新たに買ったぐらい好きでして・・・。
で・・・。
前から、ナウシカの世界で使われてるマスクがほしいなぁ〜って。
相当前から、ネット検索して探したり、それに近いものを購入したりと・・・。
コロナが流行してマスク不足の時も、もともと持っていた奇抜なマスクして、回りにギョッとされることもしばしば・・・。
でも、それこそ、今は不織布のマスクがいいよ!なんて事になってるけど。
何年か後に現在の映像が流れて、「ひょえ〜〜〜。2020年って、あんなペラペラのマスクして、あんなの役に立つわけないじゃんね〜。こわっ!」っとか言われてそうじゃないですか?
今、できることは、これしかなくて仕方ないけど。
ナウシカみたいな世界は、ただのフィクションでは終わらないかもって。
ず〜っと思っています。
光玉を用意しとかなきゃとか、ダチョウに乗れるように訓練しなきゃとか・・・。
そんな、ぼんやりを年末の忙しい最中にブログにつづってスミマセン。
最後にたねや泉水農園の姉崎だいこん情報です。
現在は、下記の4店舗に出荷しています。とうとう12月は、いつもお世話になっている。
主婦の店には持っていけませんでしたが、来年はがんばります。
・うまくたの里(木更津)
〒292-0205 千葉県木更津市下郡1369-1
営業時間:9:00〜17:00(年中無休)
・あずの里いちはら
〒290-0251 千葉県市原市浅井小向492-1
営業時間 年中無休 9:00〜18:00
※定休日 毎月第2火曜日
・ユニモちはら台「おなかすいた店」
〒290-0194 千葉県市原市ちはら台西3丁目4番
営業時間 年中無休 10:00〜21:00
・イオンタウンおゆみ野「わくわく広場」
千葉県千葉市緑区おゆみ野南5-37-1
営業時間 10:00〜21:00
※現在、朝霜が降りて凍っている際には、出荷ができなかったり、収穫時間をずらして遅くなることもあります。
ただ、霜で寒さにあった大根は、甘みが増すので美味しいです。
葉っぱは、霜にあたって枯れてきていますが、ギリギリまで葉付きで出荷できるようにしています。
黄色い葉っぱが混ざっていても市場から仕入れしてきたものと比べれば、新鮮です!ぜひ、年始のおめでたい「なます」作り用として姉崎だいこんをゲットしてくださいませ〜。
2020年12月19日
霜降り姉崎だいこんをゲットしてみて〜!
ここ数日、千葉県市原市深城の畑は霜が降りて大根が凍ります。
凍った大根も、そのまま畑の中の土に埋まった状態だと少しずつ溶けて戻るのですが、この写真のように、天気が良く溶けたかな?と思って午後になって収穫し、翌日まで車の荷台でカバーをかけた状態で保管しておき、朝、出荷の為に、洗っても、ここまで戻ってないというのは珍しいです。(これは昨日の大根です)
この凍って透明になった状態が数ミリ程度残っている状態であればお店に出しますが、このように、1cm以上のものは、透明な状態が目立つので気づいて、出荷からは省くようにしています。
ただ、切ってみないと、わからないこともあり、まれに、この状態の大根だったという方は、ビニールなどでくるんで冷蔵庫に入れて保管するか、すぐにお料理に使って下さい。実は、甘味があって柔らかくて、煮物にはオススメです。
シミシミの大根は抜群なので、大根好きな方には、ぜひ味わってもらいたい、自然の力で凍った大根さんです!
このレア大根、今日も、もう少し陽が昇ってから収穫しますので各店舗には、明日の出荷になると思われます。
現在、霜降り大根としてPOPに書いて売られているものは、昨日の夕方に出荷した「うまくたの里 木更津」のみです。
ちょっと、レア大根食べてみたい~という方は、ぜひぜひゲットしてください。
凍った大根も、そのまま畑の中の土に埋まった状態だと少しずつ溶けて戻るのですが、この写真のように、天気が良く溶けたかな?と思って午後になって収穫し、翌日まで車の荷台でカバーをかけた状態で保管しておき、朝、出荷の為に、洗っても、ここまで戻ってないというのは珍しいです。(これは昨日の大根です)
この凍って透明になった状態が数ミリ程度残っている状態であればお店に出しますが、このように、1cm以上のものは、透明な状態が目立つので気づいて、出荷からは省くようにしています。
ただ、切ってみないと、わからないこともあり、まれに、この状態の大根だったという方は、ビニールなどでくるんで冷蔵庫に入れて保管するか、すぐにお料理に使って下さい。実は、甘味があって柔らかくて、煮物にはオススメです。
シミシミの大根は抜群なので、大根好きな方には、ぜひ味わってもらいたい、自然の力で凍った大根さんです!
このレア大根、今日も、もう少し陽が昇ってから収穫しますので各店舗には、明日の出荷になると思われます。
現在、霜降り大根としてPOPに書いて売られているものは、昨日の夕方に出荷した「うまくたの里 木更津」のみです。
ちょっと、レア大根食べてみたい~という方は、ぜひぜひゲットしてください。
2020年12月13日
6次産業化の申請中ですが
こんばんは
たねやの嫁です。
現在、農業などが行える「6次産業化」を申請しています。
私は、2015年2月に結婚し、これまで縁のなかった「農家」としての生活をスタートしました。
IT系の仕事をしながら、長い間、独身生活を都内で送ってきた私は・・・。
自然の厳しさの中で働く夫や、組合の仲間農家の方たち、畑の風景、軽トラック、村の人たち。
ジブリ映画の中のような、現実が現実じゃないような・・・。
そして、独特の温かな空気に癒されました。
ただその、ほのぼのした日々は3年で、がらりと変わりました。
気候の急激な変動により、農業という厳しい現実を知り、私はショックを受けました。
私は農家に嫁ぐ前から、いつか「小料理屋」をやりたいと、職場や友達に冗談まじりで話していて、嫁いでからは、その思いは「大根料理専門のお店」に絞り込まれ、いろんなメニューを考えるのが楽しく、嫁いだ後も、ITの仕事は続けていたので、お金を貯めて開業したいなぁ〜と思っていました。その目標は2020年。
まさに、今年です。
しかし、大根の価格下落で、経営資金が3年連続で赤字。
私は、ずっと給与をもらっていた立場だったので、絶対守りたいのは「従業員への給与」でした。
自分が貯めていた貯金も、従業員の給与として必要になったときのために安易に使えなくなりました。
しかし、一方で、今年のような大豊作でおいしく育った大根を活用できないのは、女性だからか、もったいないという気持ちが極端に強く、精神的に追い詰められるようで、疲れて身体がボロボロでも、使わなきゃ、なんとかしなきゃという思いが空回りします。
6次産業化については、具体的に農業事務所の方に話していたのが今年の2月。
現金を使わず、借金と助成金で事業を立ち上げなきゃという気持ちで相談しました。
2月中旬にはキッチンカーのセミナーに参加しました。
コロナの影響もあり、6次産業化の打ち合わせが具体的に進められず、その間にできることといえば、
農協と銀行に融資の相談や、野菜ソムリエの資格をとることぐらいでした。
ただ、これもまた試験日がコロナの影響で、変更、変更という感じで、スケジュール通りではありませんでしたが、こんな時は、焦っても仕方ないと・・・。
なるべく心を平常に保たせるよう意識しました。
7月の上旬に農業事務所の方が来てくださって、改めてヒアリングをしてくれました。
8月の上旬に再度、農業事務所の方が来てくださって、私が認定農業者になるための手続きをしに来てくださいました。
9月中旬、千葉県、市原市など6次産業化申請に必要な書類を作成するため、プランナーを派遣する資格があるか?の手続きが必要で5名の担当者がいらっしゃいました。
とにかく「前置き」のような打ち合わせが続きます。
※6次産業化の申請をする人が、その申請をする資格というか、始めようとする事業をどれだけ具体的に計画をたてて、覚悟しとりくもうとしているか?を審査し、大丈夫じゃない?となったら、プランナーの人を派遣してもらう資格が得られます。(今年度から?)
確かに、プランナーの人件費や交通費などを負担してもらうわけだから、審査した方がいいですよね。
手続きに時間がかかるのは、一般企業に比べれは、若干遅いかな?と思いますが、税金を使って動く立場の人たちですから慎重になって当然なのかもしれません。
そして、プランナー派遣の審査は通り、晴れて、申請書を作るのを手伝ってくれる中小企業診断士の人と打ち合わせができたのが10月30日!
その後11月に3回、プランナーの方が家まで来てくれた回数2回と、オンライン会議が2回、全部で4回の指導をしてくださって、申請書類を書き上げ、関東農政局 千葉県拠点地方参事官室6次産業化担当に11月24日にプランナーの方が書類を提出してくださいました。
※ちなみに、資料を作成するのは、あくまでも自分です。アドバイスもしてくださいますし、必要じゃない書類については書かなくてもいいなど、指導もしてくれます。また書き方に矛盾がないか?確認してくださったり、同様のことを指す文言を統一させた方がいいなど、レビューしてくれて修正箇所などを教えてくれません。でも、最後は、徹夜で5時間ぐらいかけて作るほど、日々はデスクワークじゃないので、集中した時間が作れず、IT系出身の私でさえも、つらかったので、一般の農家の方は、かなりかなり大変だと思われます。
来年度の2月に決まる予算申請に間に合わせるためには、11月の資料作成が必須でした。
現在12月13日、まだ一度も農政局からのレビュー結果が戻ってきません。
プランナーの方は熱心な方で、催促のメールを農政局に送ってくださっています。
しかしこのスピードだと、コロナの第3波の影響でまた、外出制限などになったら、どうなることか?若干ザワザワします。
ただ、前回の動画のような危機的状況の中、ただただ茫然と立ち尽くしているだけではありません。
新しい売り方、活用方法を時間を見つけて進もうと努力はしています。
持続化給付金の詐欺の話を聞くと、税金の扱い方の違いに愕然とします。
学生が美容院を経営していることにして100万円の給付を受けて、70万を受け取ってるなんてニュースは、いまの私には、辛すぎます。
こんなに努力したとしても、産業を立ち上げるための助成金は「かかる費用の3分の1」です。
それでも、全額借金するのではなく、返済の負担を減らすための努力の申請です。
IT系だった私はクラウドファンディングも知ってますよ。立ち上がった当初から存じ上げています。
でも、あえて6次産業化の申請をしているには理由があります。
このような一見、面倒な申請は、実はしっかりとした意識づけには役立つ資料構成になっているのです。
以前、セールスフォースと契約する際に作って、契約OKをもらったことがあるエグゼクティブサマリーを元に、同様の内容を網羅した自分なりの事業計画の概要資料は作成していましたが、
6次産業化の申請資料は、もっと細かくて、とにかく、どんどん現実が明らかになることで、やろうと思っていることを俯瞰でき、リスクを早めに見つけてさらに練り直すことができるのです。
またもう一つは、キッチンカーレベルの小さな事業でも、6次産業化の申請が通り、一つの事例ができれば、他に同様のことを考えている、多くの農家の嫁(女性達)の一つの選択肢を示すことになるかな?って思っているんです。
実は、10月に農家の女性向けに「のうえんカフェの女性オーナーのセミナー」がありました。そこには、オンライン参加も含めて千葉県の各事務所がとりまとめて参加した人が80名もいたんです。
カフェなど飲食に興味があり、何か自分ができることを探している人がこんなにいるんだと知ってびっくりしました。
ただ、ここでのセミナーは、農家の女性には刺さらなかったと思います。
なぜなら、そもそも飲食業をやっている方が「のうえんカフェ」という名前で成功した話だからです。
オーナーの方は、観光農園を作ろうと、農業にも参入しました。と言っていました。つまり農家は後付けです。
確かに、のうえんカフェは、畑も持っています。でも農家だったわけではありません。
農家の女性は、家業である農業で得られる豊かな作物も一番おいしい状態で、無駄なく使いたい。
カフェでもいいし、加工業でもいいし、泥だらけになる夫や親の姿を見て、私と同じく、その尊い野菜を無駄にしたくないという気持ちで、参加していた人たちだと思いました。
なので、キラキラした事業拡大しています。ラーメン屋だった祖父が死ぬまで、ゆずってもらえなかった飲食を、オーナーが成功させました。
という話だと努力した方向性が違いすぎて「参考にはならない」んです。
※ちなみにのうえんカフェは、すごく努力しているし、素晴らしいです。オーナーの方もすごくがんばっていて、尊敬できますが、農家の実情とは違うという事です。
きっと、潤沢な資金があったり、1次産業だけでうまく回せている農家の女性ではなく、とにかく気候変動により、不安定な状況に危機感を持ってる人が多かったのではないかと思います。
私は、まだ申請書を書いて提出したので、ここから、「ダメでした〜」となる場合も多いにあります。
その場合は、全額借金の覚悟で経営方針を見直すことになります。
ただ、私は今できる努力はします。
私が自分で洗って運べる範囲と量をこなせる直売所の数を増やして(営業をかけて)、地道に直売の売り上げを増やして貯蓄をするしかありません。貯蓄額によって借金できる額が増えるので、とにかくできる努力の一つはそれです。
もう一つは、商品開発です。
作ったメニューを沢山の人に試食してもらって意見を聞きます。
メニューに必要な作物を植えて育てます。
IT系の収入で得られる額の3分の1ですが、私が生きていくのに選んだのは「農業」です。
だから、近道ではないかもしれませんが、歳を重ねていくことも考えながら、自分ができることをがんばります。
土曜日は、沢山の方が無人直売所にも来てくださいました。
ただ、今日は現在考えているメニューの試食もかねた、大事な方との会合をしていたので・・・。
売り切れに対応できずに申訳ありませんでした。
日曜日は、また大根いっぱい洗ってがんまりますね!
どうぞよろしくお願いいたします。
※長々と最後まで読んでくださってありがとうございました。
2020年12月13日の直売所所配達予定は・・・
・家の前の無人直売所(11時頃)
・うまくたの里(木更津)(13時半頃)
・あずの里 いちはら(14時半頃)
・ユニモちはら台 おなかすいた(15時過ぎ頃)
※近々 イオンタウンおゆみ野 わくわく広場にも出荷スタートする予定です。
初出荷の際には、またお知らせします。数量は少ないですが、新鮮な状態でご購入いただけるよう、なるべく各店舗を巡回してお届けできるようにがんばります。
たねやの嫁です。
現在、農業などが行える「6次産業化」を申請しています。
私は、2015年2月に結婚し、これまで縁のなかった「農家」としての生活をスタートしました。
IT系の仕事をしながら、長い間、独身生活を都内で送ってきた私は・・・。
自然の厳しさの中で働く夫や、組合の仲間農家の方たち、畑の風景、軽トラック、村の人たち。
ジブリ映画の中のような、現実が現実じゃないような・・・。
そして、独特の温かな空気に癒されました。
ただその、ほのぼのした日々は3年で、がらりと変わりました。
気候の急激な変動により、農業という厳しい現実を知り、私はショックを受けました。
私は農家に嫁ぐ前から、いつか「小料理屋」をやりたいと、職場や友達に冗談まじりで話していて、嫁いでからは、その思いは「大根料理専門のお店」に絞り込まれ、いろんなメニューを考えるのが楽しく、嫁いだ後も、ITの仕事は続けていたので、お金を貯めて開業したいなぁ〜と思っていました。その目標は2020年。
まさに、今年です。
しかし、大根の価格下落で、経営資金が3年連続で赤字。
私は、ずっと給与をもらっていた立場だったので、絶対守りたいのは「従業員への給与」でした。
自分が貯めていた貯金も、従業員の給与として必要になったときのために安易に使えなくなりました。
しかし、一方で、今年のような大豊作でおいしく育った大根を活用できないのは、女性だからか、もったいないという気持ちが極端に強く、精神的に追い詰められるようで、疲れて身体がボロボロでも、使わなきゃ、なんとかしなきゃという思いが空回りします。
6次産業化については、具体的に農業事務所の方に話していたのが今年の2月。
現金を使わず、借金と助成金で事業を立ち上げなきゃという気持ちで相談しました。
2月中旬にはキッチンカーのセミナーに参加しました。
コロナの影響もあり、6次産業化の打ち合わせが具体的に進められず、その間にできることといえば、
農協と銀行に融資の相談や、野菜ソムリエの資格をとることぐらいでした。
ただ、これもまた試験日がコロナの影響で、変更、変更という感じで、スケジュール通りではありませんでしたが、こんな時は、焦っても仕方ないと・・・。
なるべく心を平常に保たせるよう意識しました。
7月の上旬に農業事務所の方が来てくださって、改めてヒアリングをしてくれました。
8月の上旬に再度、農業事務所の方が来てくださって、私が認定農業者になるための手続きをしに来てくださいました。
9月中旬、千葉県、市原市など6次産業化申請に必要な書類を作成するため、プランナーを派遣する資格があるか?の手続きが必要で5名の担当者がいらっしゃいました。
とにかく「前置き」のような打ち合わせが続きます。
※6次産業化の申請をする人が、その申請をする資格というか、始めようとする事業をどれだけ具体的に計画をたてて、覚悟しとりくもうとしているか?を審査し、大丈夫じゃない?となったら、プランナーの人を派遣してもらう資格が得られます。(今年度から?)
確かに、プランナーの人件費や交通費などを負担してもらうわけだから、審査した方がいいですよね。
手続きに時間がかかるのは、一般企業に比べれは、若干遅いかな?と思いますが、税金を使って動く立場の人たちですから慎重になって当然なのかもしれません。
そして、プランナー派遣の審査は通り、晴れて、申請書を作るのを手伝ってくれる中小企業診断士の人と打ち合わせができたのが10月30日!
その後11月に3回、プランナーの方が家まで来てくれた回数2回と、オンライン会議が2回、全部で4回の指導をしてくださって、申請書類を書き上げ、関東農政局 千葉県拠点地方参事官室6次産業化担当に11月24日にプランナーの方が書類を提出してくださいました。
※ちなみに、資料を作成するのは、あくまでも自分です。アドバイスもしてくださいますし、必要じゃない書類については書かなくてもいいなど、指導もしてくれます。また書き方に矛盾がないか?確認してくださったり、同様のことを指す文言を統一させた方がいいなど、レビューしてくれて修正箇所などを教えてくれません。でも、最後は、徹夜で5時間ぐらいかけて作るほど、日々はデスクワークじゃないので、集中した時間が作れず、IT系出身の私でさえも、つらかったので、一般の農家の方は、かなりかなり大変だと思われます。
来年度の2月に決まる予算申請に間に合わせるためには、11月の資料作成が必須でした。
現在12月13日、まだ一度も農政局からのレビュー結果が戻ってきません。
プランナーの方は熱心な方で、催促のメールを農政局に送ってくださっています。
しかしこのスピードだと、コロナの第3波の影響でまた、外出制限などになったら、どうなることか?若干ザワザワします。
ただ、前回の動画のような危機的状況の中、ただただ茫然と立ち尽くしているだけではありません。
新しい売り方、活用方法を時間を見つけて進もうと努力はしています。
持続化給付金の詐欺の話を聞くと、税金の扱い方の違いに愕然とします。
学生が美容院を経営していることにして100万円の給付を受けて、70万を受け取ってるなんてニュースは、いまの私には、辛すぎます。
こんなに努力したとしても、産業を立ち上げるための助成金は「かかる費用の3分の1」です。
それでも、全額借金するのではなく、返済の負担を減らすための努力の申請です。
IT系だった私はクラウドファンディングも知ってますよ。立ち上がった当初から存じ上げています。
でも、あえて6次産業化の申請をしているには理由があります。
このような一見、面倒な申請は、実はしっかりとした意識づけには役立つ資料構成になっているのです。
以前、セールスフォースと契約する際に作って、契約OKをもらったことがあるエグゼクティブサマリーを元に、同様の内容を網羅した自分なりの事業計画の概要資料は作成していましたが、
6次産業化の申請資料は、もっと細かくて、とにかく、どんどん現実が明らかになることで、やろうと思っていることを俯瞰でき、リスクを早めに見つけてさらに練り直すことができるのです。
またもう一つは、キッチンカーレベルの小さな事業でも、6次産業化の申請が通り、一つの事例ができれば、他に同様のことを考えている、多くの農家の嫁(女性達)の一つの選択肢を示すことになるかな?って思っているんです。
実は、10月に農家の女性向けに「のうえんカフェの女性オーナーのセミナー」がありました。そこには、オンライン参加も含めて千葉県の各事務所がとりまとめて参加した人が80名もいたんです。
カフェなど飲食に興味があり、何か自分ができることを探している人がこんなにいるんだと知ってびっくりしました。
ただ、ここでのセミナーは、農家の女性には刺さらなかったと思います。
なぜなら、そもそも飲食業をやっている方が「のうえんカフェ」という名前で成功した話だからです。
オーナーの方は、観光農園を作ろうと、農業にも参入しました。と言っていました。つまり農家は後付けです。
確かに、のうえんカフェは、畑も持っています。でも農家だったわけではありません。
農家の女性は、家業である農業で得られる豊かな作物も一番おいしい状態で、無駄なく使いたい。
カフェでもいいし、加工業でもいいし、泥だらけになる夫や親の姿を見て、私と同じく、その尊い野菜を無駄にしたくないという気持ちで、参加していた人たちだと思いました。
なので、キラキラした事業拡大しています。ラーメン屋だった祖父が死ぬまで、ゆずってもらえなかった飲食を、オーナーが成功させました。
という話だと努力した方向性が違いすぎて「参考にはならない」んです。
※ちなみにのうえんカフェは、すごく努力しているし、素晴らしいです。オーナーの方もすごくがんばっていて、尊敬できますが、農家の実情とは違うという事です。
きっと、潤沢な資金があったり、1次産業だけでうまく回せている農家の女性ではなく、とにかく気候変動により、不安定な状況に危機感を持ってる人が多かったのではないかと思います。
私は、まだ申請書を書いて提出したので、ここから、「ダメでした〜」となる場合も多いにあります。
その場合は、全額借金の覚悟で経営方針を見直すことになります。
ただ、私は今できる努力はします。
私が自分で洗って運べる範囲と量をこなせる直売所の数を増やして(営業をかけて)、地道に直売の売り上げを増やして貯蓄をするしかありません。貯蓄額によって借金できる額が増えるので、とにかくできる努力の一つはそれです。
もう一つは、商品開発です。
作ったメニューを沢山の人に試食してもらって意見を聞きます。
メニューに必要な作物を植えて育てます。
IT系の収入で得られる額の3分の1ですが、私が生きていくのに選んだのは「農業」です。
だから、近道ではないかもしれませんが、歳を重ねていくことも考えながら、自分ができることをがんばります。
土曜日は、沢山の方が無人直売所にも来てくださいました。
ただ、今日は現在考えているメニューの試食もかねた、大事な方との会合をしていたので・・・。
売り切れに対応できずに申訳ありませんでした。
日曜日は、また大根いっぱい洗ってがんまりますね!
どうぞよろしくお願いいたします。
※長々と最後まで読んでくださってありがとうございました。
2020年12月13日の直売所所配達予定は・・・
・家の前の無人直売所(11時頃)
・うまくたの里(木更津)(13時半頃)
・あずの里 いちはら(14時半頃)
・ユニモちはら台 おなかすいた(15時過ぎ頃)
※近々 イオンタウンおゆみ野 わくわく広場にも出荷スタートする予定です。
初出荷の際には、またお知らせします。数量は少ないですが、新鮮な状態でご購入いただけるよう、なるべく各店舗を巡回してお届けできるようにがんばります。
2020年12月10日
大根の廃棄 生産者の叫び 千葉県市原市 姉崎だいこんの場合
こんばんは
たねやの嫁です。
だいこんが美味しい季節に、おいしい大根が大豊作!
去年とは違って、台風の被害もない。
農家にとっては、万々歳ではないかと思われがちですが・・・。
大根、白菜、キャベツなどの値段がどんどん下落し、なんと大根を廃棄しなくてはいけない状態に!
数年前まで、いち消費者だった私は、「なぜ?」と思っていました。
しかし、これは、農家にとって危機的状況です。
ストレスのない、のんびりした環境で、泥にまみれて働く姿は尊く、人類の大事な知恵のかたまりである農業。
丹精こめて、大事に大事に育て、美しくおいしくできたものを自分の手で捨てる。
地獄の賽の河原のようだ。
その理不尽さに、とうとう我慢崩壊・・・。その叫びと実情を多くの方に知っていただきたいという思いで、姉崎蔬菜組合が作成したyoutube動画が本日、NHKで取材を受けて放送されました。
この映像を見て、私も泣きました。
売るために作っているのです。
姉崎蔬菜組合の15軒の農家は、市場に安全性が危ぶまれる海外の野菜を輸入せずにすむよう、品質維持と出荷数を安定的に確保できるよう、多くの面積で大根を生産しています。
人手不足というのは、他の農家と同様で、ベトナム実習生を受け入れています。
彼らの人件費は、日本人を雇うよりも仲介機関への管理費を支払う関係から高額です。
研修もしっかり受けさせ日本語のレベルも維持させつつ、月に1〜2回程度、社長自ら、彼らが食料を買だめするための買い物に車で連れて行くなど、外国人実習生に関して悪く報道されている面だけで判断されると心外と思えるほど、大事にしています。
大根の種、肥料、ビニールなどの資材、人件費、物流費など、物流時に使う段ボール箱1つとっても、タダではありません。
捨てるなら「無料でもらいたい」という気持ちは、知らないがゆえの、短絡的な思いで・・・。
そのひとつひとつの小さな思いを背中に感じながら、育った大根を捨てるストレスは、過去の農民は感じることがなかったのではないでしょうか?
私も見て見ぬふりができません。
私が一人で出荷できずに大きくおいしく育っている大根を見捨てられず、少しでも自分で抜いて、手で洗って、車で運ぶのは、本当にほんの一部でしかなく。焼き石に水です。
さらに、直売所では、ありえない安値で並ぶ大根ばかり・・・。
そんな中、私は例年通りの金額をつけています。
私の労働と時間をかけた結果、高くて売れなかった時は、悲しいです。
それでも、価値を下げることは、ブランドの価値を放棄しているようなものです。
市場にあふれ、少し鮮度が落ちた大根を安く買うより、すぐそこで育った新鮮でみずみずしくておいしいと思う大根を買いたいと思ってくれる人だっているはず・・・。
それを信じて、コツコツと1日で一人でできるだけのことを今は続けるしかないかなと思っています。
そして、それを買ってくださる方がいることに、日々救われています。
どんな時でも、「おいしい大根」を求めて買ってくださる方はいる。
本当にいつも姉崎だいこんを買ってくださってありがとうございます。
一人ひとりのお客様の顔は見れませんが、思いが通じ合っているような喜びがあることをお伝えしたく、久々にブログに書いてみました。
また明日も雨がひどくなければ、がんばります。
宜しくお願いいたします。