たねやの嫁です。
今日の夕方のテレビ観て頂いた方いらっしゃいますか?
かなりしっかりとした取材と編集で、姉崎大根の魅力を丁寧に伝えてくださって、とてもありがたかったです。
撮影時は、きじまりゅうたさんを含め、撮影クルーのスタッフ皆さん、とても感じが良くって、すごく楽しく緊張感もなく自然体でいたせいか?
まさかの、ここを使うのね〜のシーンがありましたが、すごく面白かったです。
今日のフジテレビ Live News it!の旬のごはん旅7大根のお料理レシピは下記から確認できます!
https://www.fujitv.co.jp/livenews_it/res_1912.html#res191216
ちなみに、私は、撮影後、きじまさんのレシピの大根の煮物は、3回作って、漬物は2回作っています。はまります!
気が付けば、大根農家だけに、私達は、いつも収穫した抜きたての新鮮でみずみずしい大根を食べているので、あまり凝ったものを普段は作らないのですが・・・。

今後、なんらかの形で、大根1本(どの分をどんな風に)時期や品種に合った方法の食べ方などを紹介していけるようになるといいなぁ〜と思っています。時期や品種などで味や水分量が違っていて、食べる方法を自然と変えてたりするんです。
姉崎大根とは、いつまでに、どの品種を、どんな管理でというのを組合全体でしっかり共有し、お互いにチェックし、基準を守って育てているので、良質なものを大量に市場へと出せているのです。
しかし災害などが大きな大根産地(九州、青森、北海道、神奈川、千葉)のいずれかに被害をもたらすと、市場に出回る大根量が減り、値段が高騰すると、食品メーカーなどは悲鳴をあげます。
すると、商社などが、需要を満たすため、海外から大根を大量に輸入することがあります。
どうなると思いますか?
今度は、災害の被害をうけていない日本の産地から出荷される農産物の価格が通常価格を保つどころか大暴落をしてしまうのです。
つまり日本の農家にとって危機的状況をもたらします。
そういう事態をこのまま見過ごしていていいのでしょうか?
本来なら、需要と供給のバランスを考慮しつつ、政府は、このままでは、採算がとれず潰れどんどん減少しつつある農家を少しでも維持できるよう、価格安定のしくみや規定を早急に政策としてとりくんでほしいのです。
昨今は、米FTAなど、自然災害よりも不安な情報がとびかっています。
私達は、今回、台風の被害は大きかったのですが、上記に述べた価格暴落という人的被害も受ける可能性もありうることにおびえています。それでも、日々勉強会などを開いて、品質維持に取り組んでいます。
そんな生産者の地道な努力だけでは、なかなか「大根」というひとくくりで差別化がはかれないのですが、消費者が分かりやすく、旬の状態を理解し安全。安心の食材で、これまで以上に大根を食べてくれる機会が増えてくれるといいなぁ〜と思います。
私は、5年前にお嫁に来て以来、ずっと大根を食べていて、日々どんどん大根が好きになっています。
大根の魅力って、こんなにテンションが上がるものなんだなぁ〜というぐらい、さまざまな形で喜びを感じさせてくれます。
ぜひぜひ市原にお越しの際には、姉崎大根をゲットしてくださいね〜。