たねやの嫁です。
昨日、3年間、野良猫ポンタとして、ごはんをあげていた猫ちゃんが、亡くなっているのをよっちゃんが発見しました。
始まりは、ミーコ(オス猫)が2021年1月に我が家に姿を見せるようになってからでした。
最初は警戒していたので、そ〜〜〜っと見てる感じでしたが。
そのうち、外においた猫フードを食べてくれるようになりました。
すると、その年の6月に、ミーコは「さちこ(メス猫)」を連れてくるようになりました。
彼女なのか?
とても仲良しで、ここでご飯もらえるよ!って教えてあげたのかな?って感じでした。
そして、その年の9月に、はじめてポンタがやってきました。
やはり、ミーコ先輩の紹介ですって感じで、すでにご飯を食べなれているミーコとさちこがふっくらしている中にやせっぽちのポンタがいました。
3匹はとっても中が良くって、とても癒されました。
でも、さかりの時期になると、3匹は姿を消し、また戻って来て、次は、ミーコだけ、さちこだけ、ポンタだけなど、3匹同時に顔を出す事がどんどん減ってきました。
2022年の末頃には、とうとうポンタだけになりました。
時々、姿を現すミーコやサチコを追っ払って、ポンタは縄張りの主として君臨し・・・。
ポンタも飼い猫のように、ふわふわで綺麗な猫になりました。
しかし、ポンタは、右前足がちぎれていたり、大けがをして、血をダラダラ流しながらやってくることもあり。
毎日、餌をあげてても、警戒するポンタを、ただただ見守ることしかできなかったのですが(家猫もいるので、病気を持っている可能性もあって、触ってあげれなかった)
大けがをしてても、1か月もすると、何もなかったように、綺麗に回復するポンタの生命力に、生きる事いう野生の強さを何度も何度も、感じてきました。
そして、2024年1月24日の夕方。
よっちゃんが、作業用の倉庫の横に死んでしまっているポンタを見つけました。
とても、綺麗な状態で、眠っているようで、まだ柔らかい感じで。
血も出ていないし、汚れてもいませんでした。
出会って3年弱、数か月間、姿を見せる事も無いポンタが突然戻ってくるという事もあり。
「おおおおっ。生きてたね〜ポンタおかえり〜」って言って出迎えて。
私がキッチンカーをスタートしたら、邪魔にならないように、ちょっと離れたところで眠って、営業が終わると近くの倉庫の横で眠っていたポンタ。
私が出かけて、戻ってくると、大きな鳴き声で、にゃ〜〜〜〜っと言ってくれてたポンタ。
綺麗な最後の姿がわかるところで死んでくれてたことだけが慰めです。
ずっと、戻ってくるのを待つのは寂しかったかもしれません。
涙がぽろぽろ止まらないけど。
せつなくて、さびしくて、とてもとても悲しい気持ちでもあるけど。
でも、よっちゃんが、見つけてくれるような場所で、そっと横たわって、命を終えたポンタが愛おしかった。
しばっこも、ずっとポンタを探して、あっちこっちの匂いをかいで、あっちこっちの窓からポンタを探してるのがわかると、同じように、寂しいのかな?って感じます。
ちょっといなくなったんじゃない。って知っているみたいに。
泣いている私の横でそっと、私の顔を覗き込んでくれてます。
キッチンカーのお客様には、動物達を大切に飼っている方達は多くて。
時々、悲しいお話を伺う事もあって・・・。
私も小さい頃から、たくさんの命を飼ってきていて、その都度、何ともいえない喪失感で辛い日々を送る事があります。
でも、野良猫ちゃんだったポンタとの3年間は、とても長かったように思えました。
飼い猫ちゃん達とは違って、一度も触る事のなかったポンタ。
ポンタもずっと距離感がある中、とにかく、ここに戻って来て、近くにそっといてくれる事だけで・・・
それだけで、なぜかとっても嬉しかったポンタ。
ありがとね〜〜〜。
ラベル:さよならポンタ